【ゼロからはじめる初心者向け】「はじめてのタツノオトシゴ飼育マニュアル」その2
水槽の立ち上げに向けて準備をしよう
水槽とベンチュリー式プロテインスキマーを選んだら、必要な機材をリストアップし、用意をしましょう。
水槽を設置していきなりライブロックの投入や、生体を飼育することはできません。
~おおまかな今後の流れとしては~
①水槽台キャビネットなど、水槽を設置し、サンプ槽との配管をつなぎ機材をセット。
②水槽へ水道水を入れ、水道水のカルキを中和し、人工海水の素を入れて溶かす。
③試運転し、水が漏れたりしないことを確認し、1日ほど経過してから水温と比重を測定。
④問題ないことが確認出来たら、ライブロックや貝類などを入れる段階へ進む。
段階的にライブロックや貝類を入れて、3~4週間ほどでバクテリアが繁殖し水質が安定してから、ようやく魚を飼育できます。砂利など底砂も、分量のイメージがつかないので、設置段階で用意する必要は無いと思います。
まずは下記機材を揃え、一度水槽を試運転させます。水漏れ等トラブルが無ければ次のステップへ移行します。
タツノオトシゴ飼育で必ず必要な機材
・水槽(オーバーフロー)+水槽台+プロテインスキマー
・水中ポンプ(サンプ槽から水を汲み上げる用)
・水中ポンプを接続するためのホース
・バケツ(3~4個あると便利)
・人工海水の素
・水道水のカルキ中和剤
・人工海水の素の計量カップ
・比重計(塩分濃度の確認のため)
・水温計(水槽用とバケツなどでの温度合わせ用)
・水槽用ヒーター(※飼育したい生体の種類によっては必須)
・水槽用クーラー(※飼育したい生体の種類によっては必須)
タツノオトシゴ飼育であると便利な機材
・ウェーブポンプ(水槽の中に自然な水流を作り撹拌することで水質安定につながります)
・LEDライト(水槽の照明)
・マグネットクリーナー(ガラス面のコケ取り)
・サンプ槽用の活性炭(水の黄ばみなど防止)
・電源用マルチタップ(色々設置するとコンセントが増えます)
・スポイトやピンセットなど道具類
・魚をすくうネット
・小さいプラケース水槽など水替え時の退避用ケース
水槽の立ち上げに向けて まとめ
まずは「必ず必要な機材」一式を用意し、ポンプなどの機材を動かして問題なく稼働していることを確認したら、段階的にその他の機材を買い足していくのがオススメです。水槽が生体を入れられるようになるまでには、しばらく時間がかかるので、焦る必要はありません。まずは、生体が何も入っていない状態で、水槽を設置して水漏れなどのトラブルが無いか確認をしましょう。何も入っていない水槽を見ていると、どんどんイメージもわいてくると思います。
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