タツノオトシゴ飼育における【底砂】の「選び方」と「ポイント」、メンテナンスや水質への影響について
タツノオトシゴとマガキガイの2ショット。
マガキガイがタツノオトシゴに巻き付いていたら、タツノオトシゴがマガキガイに巻き付いたので写真を撮ろうとしたところ、離れてしまいました。
底砂はサンゴ砂LLLサイズと大粒のサンゴ砂をブレンドした物に、超細めのパウダーサンゴ砂を10㎝ほど敷き詰めています。ガラス面が固着した汚れを落とさずに砂を足したので底面付近が画像のように汚いですが、コンディションとしては悪くない状態です。表面は貝類が撹拌しているので、非常にきれいです。
底砂のメンテナンスは換水時に行うのですが、頻度としては半年に一度くらいが望ましいです。
底砂を厚く敷くことで、嫌気細菌による嫌気ろ過が行われていると言われていますが、実際に大粒の砂を薄く敷いた時や、底砂なしの時に比べ、水質が安定しています。
また、ゴカイ類やユムシ、ヨコエビなども砂中でデトリタス(汚れのような物)を消費して、水質改善してくれているようです。底砂の手入れをした時は、意外な生物がたくさん出てきてびっくりします。
しかし、パウダー状の底砂を厚めに敷くのは、一般的に初心者向けではないと言われているので、タツノオトシゴ飼育においては、1ミリ程度の細目の底砂で始めてみることをおススメします。パウダー砂は見た目が良いですが、舞い上がりやすく扱いが難しいです。アマモなどの海草を育てるのであれば、パウダー砂と細目~中目のサンゴ砂の混合が良いと思います。
特に、メンテナンス不足などによる硫化水素の大量発生は、水槽がある日突然全滅するという話もネットには記載があるので、注意が必要です。とはいえ、よほど対策とメンテナンスを怠らなければ、硫化水素の大量発生はありません。
マガキガイ時々タツノオトシゴ
アクアリウムコンサルタント、タツノオトシゴコンサルタントの情報発信-タツノオトシゴ、アクアリウム、釣り、グルメ、旅行などなど趣味・娯楽に関する内容
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません