タツノオトシゴ飼育において重要な【お掃除生体(デトリタス対策)】の導入について
ひさびさのマガキガイ。アマモも食べてしまうので困ってしまいます。右上に少し写っているのは岩牡蠣です。
お掃除生体も組み合わせて水槽に入れると水質が非常に安定します。
サンゴモエビやスカンクシュリンプなどのエビ類は草食寄りの雑食と言われていますが、普通に肉食で、成長してくるとタツノオトシゴを襲ったこともあったため、隔離したこともありました。
ウニ類はアマモなどの海草を食べてしまうことがネックで、ヒトデ類やナマコ類は死亡したときに毒性の強いサポニンが出て水槽に与えるダメージが大きいのであまりおすすめできません。そのため、貝類がタツノオトシゴ飼育のうえでは重要なお掃除生体になります。
【タツノオトシゴ飼育に向いているお掃除生体(貝類)】
マガキガイ:底砂の撹拌、コケ掃除
ムシロガイ:底砂の撹拌、残餌掃除
岩牡蠣:水の浄化
シッタカ貝、サザエ:コケ掃除
あさり、はまぐり:水の浄化、底砂の撹拌
ポイント
★オススメは肉食のムシロガイです。冷凍エサが底に沈んだものを、にゅっと出てきて掃除してくれます。エビ系は入れない方が良いので肉食のムシロガイは非常に活躍します。サイズが小さく普段は隠れているので、写真が撮りづらかったのですが、腕を振りながら餌を探す仕草は見ていても面白いです。
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